A4・縦/全6ページ 印刷時は倍率100%、ヘッダー・フッターなし
VITAS / ランクラブ検討資料2026.10.03
01 前提情報

ランクラブの現状

ランクラブの関わり方について/ディスカッションペーパー

ランクラブには、無料・有料、事前申込制・自由参加などの形態がある。東京都内では、有料・事前申込制のクラブが多いというのが、現在の社内の認識。

開催形態と運営の背景

形態背景・特徴
無料/有料有料開催では、参加費が場所、ドリンク、ロッカーなどの費用に充てられる。参加費収入だけで収益性が決まるわけではない。
事前申込制/自由参加事前申し込みにより人数を把握し、会場のキャパシティや運営体制を調整する。自由参加でも受け入れ人数や安全管理の設計は必要になる。
協賛・SNSとの関係発信が目立つクラブでは協賛の機会が生まれ、発信力のある参加者を呼び込む動機にもなる。

参加者が求めていること

走る習慣・仲間

一人では続けにくい運動を、仲間と楽しむ。定期的に参加できる場所を持つ。

交流・社交

仕事や日常とは違う人と出会い、会話や交流を楽しむ。

リーダーへの関心

リーダーやインフルエンサーに会い、その人と一緒に走る。

体験・発信

普段と違う活動を体験し、その様子を自分の生活の一部として発信する。

ブランドが関わる際の前提

参加者は、必ずしも商品やブランドを目的に来ているわけではない。商品を提供するだけで、参加する理由やコミュニティの価値が生まれるとは限らない。

クラブが多い中で、VITASが関わる意味と、参加者にとっての体験の価値を整理する必要がある。

VITAS / ランクラブ検討資料2026.10.03
02 アウトプット

ランクラブから何が生まれるか

ランクラブの主なアウトプットは、現地での参加体験と、その体験を外部へ伝える写真・動画・投稿。参加する人と、参加しない人では、活動への接点が異なる。

届く相手アウトプット伝わるもの
実際に参加する人走ること、交流、商品を通じた現地の体験楽しさ、居心地、商品の味、ブランドへの実感
参加していない人Instagramなどの写真・動画・投稿活動の雰囲気、特徴、VITASとの関係
人が集まることと、
発信が広がり、認知されることを分ける。

人が集まり、定着することの価値

継続的な交流により、コアなファンやコミュニティを育てられる。繰り返し参加することは、関係を深める成果になる。

一方、同じ人に何度も商品を提供しても、新しい商品接点や外部への発信が、同じ割合で増えるとは限らない。

外部への認知を広げる条件

その場にいない人には、現地の体験が直接届かない。Instagramなどで見える形になり、そこでVITASの魅力が伝わることが必要になる。

目を引く写真・動画

走る場所、企画、撮影、商品体験などに、見たときに気になる要素がある。

伝わるブランド

単に楽しそうなランニングの映像で終わらず、VITASの体験として認識できる。

継続開催で難しくなること

同じ場所・メンバー・内容を繰り返すと、投稿の新鮮さや発信者の広がりが弱くなる可能性がある。動画映えや目立つ要素を、企画の条件として考える必要がある。

VITAS / ランクラブ検討資料2026.10.03
03 目的と比較軸

VITASがランクラブに関わる目的

目的はブランディング。
そのためには、まず認知される必要がある。

現地でよい体験を提供することに加え、その体験が外部へ伝わり、VITASの活動や商品として認識されることを目指す。表示回数を増やすと同時に、どんなブランドとして伝わるかを考える。

最も重視するもの:インプレッション

参加人数や定着率だけで成功を判断せず、どんな投稿が、誰に届き、VITASへの接点になったかを重視する。

発信が生まれる参加者や主催者が、体験を投稿したくなる。
発信が広がる複数の発信者を通じ、現地にいない人にも届く。
VITASに結びつく商品、名称、体験を通じてブランドが伝わる。

関わり方を比較する軸

軸比較する内容
インプレッション
最重要
発信者・投稿・届く相手を広げられるか。写真や動画に特徴があり、VITASが認識されるか。
運営コスト商品、配送、会場、撮影、委託費に加え、社員の準備・調整・当日対応・休日の拘束がどの程度必要か。
撤退可能性一回ごとに判断できるか。縮小・休止・終了に伴う期待や契約、固定費がどの程度残るか。
リスク参加者とのトラブル、安全管理、リーダーへの依存、ブランドへの悪影響に対応できるか。

成果を見る際の揃え方

対象の投稿、集計期間、表示回数の共有方法、費用と工数の範囲を揃える。投稿の表示回数の合計は重複接触を含むため、リーチとは分けて見る。

会員数や参加費による収益化を目指す場合は、ブランディングとは別の成果として評価する。

VITAS / ランクラブ検討資料2026.10.03
04 関わり方の比較

それぞれのメリットと難しさ

関わり方インプレッション
最重要
運営コスト撤退可能性リスク
既存クラブへの
商品協賛
複数クラブの発信者・参加者に広げられる。投稿の量と見え方は相手次第。自社開催より軽くできる。配送、条件調整、成果確認は必要。期間・回数を区切りやすい。継続提供への期待は残る。協賛先の言動や運営の質がブランドに波及する。
単発の
合同ランイベント
場所・テーマ・ゲストで絵を変えられる。開催間の発信は途切れる。会場、招待、制作、当日運営など、開催ごとの費用が大きい。一回ごとに判断できる。契約後の中止費用は発生し得る。安全、天候、人数管理、欠席への対応が必要。
マイクロインフルエンサーへの
体験・撮影支援
各人の日常の発信として広がる。投稿の有無や届く相手には差がある。撮影・編集・素材提供・招待調整が必要。規模を調整しやすい。企画単位で判断できる。支援の継続を約束すると負担が残る。素材の権利、掲載同意、投稿への期待とブランドの見え方の調整が必要。
自社で
継続クラブを運営
ブランド体験を直接設計できる。参加者・場所・絵が固定化しやすい。準備、参加者管理、当日対応が毎回発生。休日稼働が積み上がる。定着・公式化するほど、休止や終了がしづらい。リーダー依存、常連との摩擦、迷惑行為への直接対応が続く。
ランナー向け
拠点・インフラ
日常的な商品接点になる。利用が投稿につながるとは限らない。施設・設備・スタッフなど固定費が大きくなりやすい。賃貸・設備投資で撤退しづらくなる。既存施設との提携で軽減可能。衛生、設備、利用トラブル、稼働不足への対応が必要。

商品協賛と合同イベントを組み合わせる

複数のクラブへの商品協賛で関係をつくり、合同イベントにつなげる。各クラブの集客・発信基盤を生かしながら、企画ごとに体験と映像を変えられる。協賛が投稿や認知につながるかは、実施時に確かめる。

自社で継続運営する場合の課題

社内に継続して担いたい人がいるかが大きな条件。外部リーダーに任せる場合も、その人の熱量や関係に依存する。社内有志で仕事終わりに走るなど、小さく試す方法はあるが、外部への発信効果とは分けて考える。

VITAS / ランクラブ検討資料2026.10.03
05 体験・撮影支援と名称

体験を、参加者自身の発信につなげる

マイクロインフルエンサーへの支援

対象は、有名なインフルエンサーに限らず、自分の生活を日常的に発信している人たち。走る体験と、その姿を写真・動画に残せる機会を提供する。

参加するVITASの企画で走り、商品や交流を体験する。
素材を受け取る自分が走る姿や、体験の様子を撮影してもらう。
自分の体験として伝える「VITASの企画でこんなことをした」と発信する。

参加者には体験と撮影素材の価値があり、VITASには複数の人の視点から伝わる機会がある。撮影だけが目的にならないよう、実際の体験とブランドの関係をつくる。

招待する人、提供する体験、撮影・編集の範囲、素材の利用、投稿への期待を決める。商品提供や招待と投稿の関係も伝わる形にする。

モアイとVITASの関係

名称・立場よいところ難しいところ
VITAS名義活動がVITASの認知に結びつきやすい。商品体験を自然に位置づけられる。開催品質や継続への期待を、ブランドが直接背負う。
モアイ名義独自の文化や、ブランドを前面に出さない参加体験をつくれる。VITASへの帰属が弱くなり得る。商品が常に中心なら、実質的なVITASクラブと見られる可能性もある。

モアイという名称を使うなら、その名前で実現したいことと、VITASが主催・運営・協賛のどの立場で関わるかを整理する。

継続活動に残る運営リスク

迷惑行為や過度な勧誘が続く参加者、常連による内輪化、リーダーの離脱などは、発信の工夫だけでは解決できない。行動ルール、対応する担当者、参加停止や休止の判断を決めておく必要がある。

VITAS / ランクラブ検討資料2026.10.03
06 議論事項

VITASとして、どう関わるか

達也さんがこの構想で実現したいことと、今日のデモで得た実感を共有し、関わり方を考える。

1参加者に、どんな体験を持ち帰ってほしいか。

また参加したい理由/商品体験/交流/今日の体験でよかった点・改善したい点

2参加していない人に、何を見せ、何を伝えたいか。

目を引く写真・動画/VITASについて伝えたい印象/実際に投稿したくなる場面

3目的に最も合う関わり方はどれか。

商品協賛/合同イベント/体験・撮影支援/自社クラブ/拠点・インフラ

4モアイ名義で行うことで、何を実現したいか。

VITAS名義との違い/主催・運営・協賛の役割/投稿での見え方

5次に何を試せば、判断できるか。

発信と反応/費用と工数/運営を担う人/継続・見直しの条件

次のアクション

試す内容・対象                         
担当・期間・予算                         
確認する成果